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少女は海に

 

波打つ一つの命を見たんだ

 

見えない嘘が怖かった

1人怯えていたんだ

あの笑顔は嘘つきだ

 

海の鼓動が聞こえたの

「僕と君は同じ」と

渦巻く宇宙の向こうで

誰かが手をふった

 

君が見た世界がもし君を傷つけたら

この青に全部さ流してしまおう

踏み出した一歩が明日君を救うかもって

そう思えばなんか頑張れそうだな

 

 

怠惰な日々を過ごして

全てから目を背けて

生きていけたらなんてさ

思う日もあるけど

 

流れる波と夕景があまりも綺麗だからさ

全てがどうにかなるよって

思ってしまったよ

 

不変とか変化とかどうでもいいんだけど

この身体のどこか一つくらいはさ

変わらずにいたいと私は思ってるって

背筋伸ばしてさ 迷わず

ちゃんと言えたらいいのに

 

弱虫な私とお別れをしよう

 

君が見た世界がもし君を傷つけたら

この青に全部さ流して

 

踏み出した一歩が明日君を救うかもって

そう思えばなんか頑張れそうだ

決められた明日はもうないんだって

私のすべてで示すよ

 

なんて言えたらいいのに

 

 

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